役職定年。55歳の壁は思っているより高い壁だった。

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こんにちは、
うめぴぃゴーゴー(@umephy55DC)です。
55歳から給料が減給することは知っていました。
しかし55歳の壁と言われる役職定年の事を詳しくは熟知していませんでした。

目次

役職定年という制度

55歳の壁とは役職定年や年収減などが一気に起こることで、将来への不安がおこる年齢のこと。
役職定年制とは管理職などの役職に就いている社員がある年齢に達すると役職を外される人事制度。

自分に起きた体験を踏まえながら、少し55歳の壁役職定年について考えてみたいと思います。
会社によって規定はちがうと思いますのでこれを目安に想像していただければ幸いです。

何も考えずに歩いていると超えられない高い壁にぶち当たる訳です。
その先に進めず困難が起きる前にしっかり人生の設計を考える必要があります。

前ぶりも無くいきなり声掛けされる

誕生日の3週間前に総務人事より声がかかります。
いきなりデスクに来て「時間のあるときにお話があります」と言われます。
大事な話なのに割と軽い対応です。メールなどで事前のお知らせなどありません。
説明の内容は55歳以降の給料60歳定年後の退職金の金額提示。

役職定年を調べてみました

大昔の退職は55歳だったのが今も引き継がれて55歳が役職定年及び退職金
積み立て期間が終わる年数になっているようです。

定年退職がどのように変化してきたかというと

定年制度の変化
【昭和初期】55歳定年がスタート
【1980年代】55歳から60歳定年に引き上げ 努力義務化
【1990年】定年後再雇用を義務化 60歳までの再雇用
【1998年】60歳定年
【2000年】65歳までの雇用確保措置 努力義務化
【2006年】65歳までの雇用確保措置 義務化
【2013年】65歳までの継続雇用を企業に義務化 対象/全希望者

昭和・平成共に努力義務再雇用定年延長という流れが見られます。共に少子高齢化に伴って変化が起きていますが、平成は短期間で変化しています。労働人口減少問題も大きいと思われます。

実際は60歳で定年ですが残りの5年間少し不安定な賃金状態になりますね。

せめて退職金の積み立て期間は60歳までには出来ないのでしょうか。組合いで何度か退職金の積み立て期間の延長を唱えていました前向きな回答がありませんでした。

経験した役職定年と減給

ではどのように減給されるのでしょうか

(うめぴぃの場合)

基本給の8割(2割減)に減給しました。
例えば給料が手取り350.000だったとすると役職定年後は約280.000程になります。
この時点で-70.000
年間にすると840.000も安くなります。

しかもこれだけではなかったんですね。
賞与も大きく変動がありました。

専任職の場合はボーナスの100%支給
役職がある場合はボーナスの80%支給
役職がない場合は1ヶ月分の固定のみ。

専任職とは局次長・局長などの上長職
役職は部長・次長職を継続する人。
その他は役職が無い状態になります。

自分は次長職で役職がある部門ですが
部署異動があった時の判断なのか?55歳以降は役職をつけてもらえませんでした。

よってボーナスは基本給の1ヶ月分のみ。
年間でさらに50万以上のマイナスです。

手取金額等は仮で設定しましたが大体このような数字でした。説明した金額の中には交通費なども含まれているので、実質はもっと少なくなります。

これは 結構大変な大事件 です。

・65歳まで続く住宅ローン
・長男の大学費用
・次男の高校費用+進学費用
まだまだお金はかかります。
家計簿を大きく考えないと大変な事になります。

長男は理系の大学に在学中で、大学院志望のため家計の資金繰りを考えなくてはならない。妻のパート勤務を増やすなども検討をお願いする可能性が出できます。もちろんですが、うめぴぃのお小遣いも減らす事になります。

ここに来て、もっとしっかりお金の人生設計を考えとくべきだったと思うわけです。

自分は特別な処置かもしれませんが、利益をしっかり上げてクライアントの評価がよくても会社で評価されるわけではありません。会社の中でアピールしておかないと将来が不安定になるかもです。

かなりショックですが落ち込んだら終わりですね。
生きてりゃ何とかなるよの精神で乗り切らなきゃ(^_^)

困難こそ力。

何か新しいチャレンジを探すステージにしていかなくては。その一つに、このブログもあります。
ブログを始めるきっかけにもなったんだから前向きに歩きましょ 笑)

30代の頃からでも、出来るだけ毎月の給料の内、少なくとも15%程度を貯金や投資に回す努力をしておいた方が良いと感じました。

しかも時代の変化に合わせて会社の構造自体が変わっていく可能性が高いです。年功序列退職金制度も廃止する会社も出てくるかもしれません。

早い内からライスワークとライフワークワークバランスを保っていく必要もあります。

世界は日々変化しています。

この世界で最後まで生き残るのは、
強いものでも、
アタマが良いものでもなく、
変化に対応できる者なのだ。

少しうめぴぃが言葉を変えていますが
チャールズ・ダーウィンの名言です(^.^)


時間が止まってくれないので、とにかく先に進む努力をするしかない(^.^)簡単な例でまとめましたが、ほんの少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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