こんにちは、
うめぴぃゴーゴー(@umephy55DC)です。
BtoB企業に自主提案で採用させていただいたブランド広告のお話です。
BtoBtoC広告
BtoBは企業が企業に対してブランド広告を行うイメージがあると思います。
しかし、ペンギンマークのホシザキ冷蔵庫は一般消費者にも認知度が高いブランドイメージがあります。
そこで、自主提案をするなら消費者にもっと知っていただきたい思いで提案した案件です。
BtoB to C広告のお話です。
しあわせの温度をつくろう
ますは完成した広告から紹介します。
提案をさせていただいたのはF工業です。
※現在は名称が変わっています
2011年の作品のためF工業の名称で提案内容を説明させていただきます。
仕事のきっかけは社長の同級生がF工業の社長と言うことで一度自主提案してみないか?という話からスタートしました。
社長案件のためプレッシャーが半端なかったです。
現場を丁寧に視察する
ご挨拶に伺うと、とても丁寧に対応していただき好印象です。
会社の近くにあるライフ(スーパー)の冷蔵庫はすべてF工業でした。
いままで普通に買物している時は気づきませんでしたが生鮮食品などは商品の種類によって温度がぜんぜん違っています。この絶妙な温度差が鮮度を守っているんですね。
取材をして方向を見極める
企画を考える上で、F工業の方にもっと詳しく話しを聞きたくて取材を申し込みました。
実はスーパーにある無料のミネラルウオーターはF工業なんです。
実はコントロール技術で医療機器に貢献しているんですよ。
実は 実は 実は ‥‥‥‥
細かく沢山の事を教えてもらえました。消費者の身近にいつも存在しているのに驚きましたがそれよりも、必ず「実は」といってから話されている事に気づきました。
ほんとうは実はと言わずともわかっていただける方が良いはずです。たしかに、説明するときは「実は」とよくいいますけど。実はの数だけ技術が多いんですね。実はBtoBtoCなんですね。知らなかったけど、
いつも身近な存在なんですね。
この取材は企画をする上で大きな成果になりました。真実は強いといい例ですね。
消費者への認知も意識する
BtoBにはスーパーや百貨店などの生鮮食品の他、飲食店・医療など幅広いジャンルに広がります。
そして、ほぼすべてが消費者の目にも触れる機器が多いという事がわかります。
しあわせの温度をつくっているんですね。
チャレンジ案も考案してみる
自主提案は5種類提案しました。
1案のみADC賞を意識したような原稿を作っています。小さい研究員がしあわせの温度を届けるために
細かく調べているビジュアル。
この案のみ30段広告にしています。
自主提案でしたが採用いただいたのが街全体が冷蔵庫の案になります。個人的には「ぜんいん、かいてき」案がよかったのですが冷蔵庫を出すことによって製品の認知度も高まります。
幅広いターゲットに響くようにボディコピーでわかりやすくメッセージしています。
仕上がった原稿はBtoBtoC広告ですね。
企業間と街で暮らす人々にしあわせの温度を届ける会社。
だから街並みを冷蔵庫にみたてて、全ての人の身近な存在をメッセージしました。
60周年というタイミングもありましたが取材をさせていただき企業の中身を理解した上で、気づきも含めた提案が決定に結びついたのだと思います。
様々な気づきから考えた案だからこそ思いが伝わったのでしょうか。
はやり、提案は素敵なプレゼントです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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