こんにちは、
うめぴぃゴーゴー(@umephy55DC)です。
扉のイラストを書いていて鈴虫恐いな〜と思っています。
昔は虫を恐いと思った事ないのに〜。
気づけばデザイン一筋の人生に
いまでもすごく覚えている幼少期の思い出があります。
幼稚園の時に描いた鈴虫の絵が展覧会で賞をもらいました。
展覧会に飾られた絵
応募したことも知らないし、なんで自分の絵が飾られているのか、何が起こっているのかも分からず、展覧会に家族で行き自分の絵を眺めていました。
(先生が応募されたようです。)
絵が上手い訳でもなく、独特なタッチで描く訳でもありません。
ではなぜ賞を取ったのでしょう??
当時は何も考えずに自分の描きたいものを好きなように描いていました。
独特の視点
課題は「鈴虫の絵を描きましょう」です。
大きな虫かごには沢山の鈴虫がいます。
普通は紙面一杯に見た風景を描きますよね。
沢山の鈴虫が楽しそうに集まる絵を描きます。
しかし、自分には一匹の鈴虫しか目に入りません。
だから紙面一杯に1匹に鈴虫を描きました。
描いている時は無我夢中で周りの音も聞こえない状況です。
何の意識もせず淡々と書いただけでした。
この1匹を大きく大胆に描いた発想が視点の違う表現力という点で選ばれたように思われます。
なぜか今も一匹の鈴虫しか見ていなかった事をよく覚えています。
今、描きなさいと言われても1匹を大きく描きます。
インパクトがあるからと理由が言えますが当時は特に理由も意味もなく、がむしゃらに書いていただけなんですよね(^.^)
よく考えると子供は、
大人が考えもしないような問いをしてきますよね。
大人と違った目線で物を見ているときがある。
なんでも不思議に思ってしまう。
きっとこのような視点で1匹の鈴虫が気になっていたんでしょうね。
それ以来、絵が上手いんだね〜と言われるようになりました。
人生の岐路を決めるような大きな道を歩き始めるスタートだったように思います。
それ以来、美術系の道を歩き続けていきます。
絵が上手いと言われると逆に絵が描けなくなった記憶があります。
プレッシャーに弱かったのか、これでいいのかを気にしながら絵を描いていました。
そんなに絵は上手くないんですけどね(>o<)。
でもプレッシャがあったから色んな軌道修正ができたのかもしれないです。
ずーっと天才なんて言われ続けてたら、才能は消えていたかもしれないな〜なんて思います。
山あり谷ありが続く方が丁度良い人生に感じます。
江戸家 猫八さんの名言
変わったところがなければ、
魅力がないですよ。
ふつうから少し離れなきゃ。
3代目 江戸家 猫八さんの名言です。
そのとおりですね。
気づけばデザイン一筋の人生に
色んな出来事がありますが、それでもデザインの仕事をしています。
そんな中で今でも幼児の時の気分が抜けない所があります。
今でも、ちがう視線で物を見てしまいます。
いつも不思議に感じながら生きています。
悩むので、答えを出すのも遅いです。
周りの人を悩ませてしまいます。
いいのか?わるいのか?
同じ時代にいきていても、
見えている世界はまるで違うものです。
子どもの視点は宇宙のようなものです。
誰も見たことのない視点で行動しているように感じます。
どんなに忙しくても、子どもの行動や感性を伸ばしてやれる
メッセージをいつも心掛けたいものです(^.^)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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