こんにちは、
うめぴぃゴーゴー(@umephy55DC)です。
30年デザインの仕事をしていると進化と共に変わっていくアイテムも多くあります。
そんな中で仕事道具から愛用品に変化して使い続けるペンたちのご紹介です。
ロットリングと共に30年
昭和時代のデザインは写植や版下・ペーパーセメントを使いテキパキと職人技を駆使していました。
中でもトンボや罫線を引いたりする作業でロットリングにはお世話になりました。
無いと困る必需品です。
ロットリング製図ペン
当時は0.1㎜・0.3㎜・0.5㎜・3種類のペン先を使い分けていました。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/Rotring-1024x657.jpg)
新聞広告を作る時の罫線などはロットリングで引くのですが、1㎜〜2㎜などの太い線を作る時は一度に引けないため0.5㎜で線を引いてから少しつづ塗りつぶして作ります。
角丸を引くのが難しくてよく失敗していましたね。
そんな時はカッターで飛び出た所を削ったりしながら作業しました(^_^)
ペン先はデリケートで乾燥によるインクの目詰まりが起きるため定期的なメンテナンスをします。
仕事の道具として使っていたロットリングもillustratorで制作するようになってから使わなくなっていきます。
製図用ロットリングは使わなくなりましたが
日常で使うマルチペンとして違うタイプの製品を使い続けています。
ロットリング600 3in1 マルチペン
現在愛用で使っているのがロットリング600 3in1マルチペンです。
赤・黒2色のボールペンとシャープペンシルのセットです。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/600-3in1A-1024x551.jpg)
見た目は製図用のペンという雰囲気ですがインクも柔らかでとても書きやすいです。
うめぴぃはジェットストリームの替芯インクを使用しておりインクが紙に密着する感覚が
昔のロットリングのインクのようでとても好きです。
手に持つとずっしりと重いですがこの重量がとても気に入っています。
馴れると重くは感じなくなるので、気にはならないと思います。
ペン先にあるギザギザで握るのでしっかりと手に馴染みます。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/600-3in1B-1024x551.jpg)
ペンの切り替えはノックノブ下のギザギザ部分を回して変更します。
ノックノブ部分は外れないので消しゴムはついていません。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/600-3in1C-1024x551.jpg)
インクの交換はペンの先端を回すのではなくノックノブ部分を少し強めに引っ張って本体をはずします。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/600-3in1D-1024x551.jpg)
するとスルーと抜けます。壊れたのかと驚くような交換システムですね
最初はどうやって交換するのか分からずに戸惑いました。
120周年を記念コラボモデル
創業120周年を記念した限定品ホルベインコラボ 600 パーマネントホワイトも衝動買いしています。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/collaboration1-1024x718.jpg)
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/collaboration2-1024x718.jpg)
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/collaboration3-1024x718.jpg)
美しい白です。マットな仕上がりなので上品ですね。
気になっている点は、斜めにすると僅かに黒く見えるヵ所があること。
これは仕様なのか不良品なのかはわからないのですが気にせず使っています。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/collaboration4-1024x718.jpg)
まったく同じタイプのペンですが限定品に惹かれて買っちゃいました。限定という言葉に弱いです。
ロットリング マルチペン フォーインワン
最初はロットリングのマルチペンを使っていました。
機能は同じでシャープペンシルと黒と赤のボールペンの3色ペンです。
使うペン先を上に向けてノックノブを押すとペン先が出るタイプです。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/multi-pen1-1024x707.jpg)
しかし、ペン先が引っかかって出にくくなったり、
ペンの目印部分の印刷が剥がれて見えなくなっていたりして不便を感じていました。
本当はペンのアイコンが3ヵ所に印刷されていましたが消えてしまいました。
最初は黒色を購入。ペン先が引っかかり出なくなったのでシルバータイプを再購入しましたが
数年後に同じ症状に悩まされました。
それでも5年以上使用していました。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/multi-pen2-1024x707.jpg)
長年愛用したロットリングを手放してLAMYのマルチペンに替えようかと思っていたのですが知人が持っている物を触らせていただくとノックノブが少し固い印象でした。
そしてロットリング600 3in1マルチペンに出会ったという感じです。
こちらのペンは印刷部分が剥がれたりすることもなく使いやすく愛用品になっています。
本当は黒色がよかったのですが売り切れのためシルバーを購入しました。
一緒に使うステーショナリー
使う用途に合わせてペンを使い分けているのですが、他に使用している文具を紹介します。
毎日必ず使うのはロットリング600 3in1 マルチペンとラミー2000万年筆です。
文字だけではなくイラストを書く時もラミー2000を使っています。
万年筆の書き味がとても好きなのです。
ラミー2000万年筆
デザインの仕事でスケッチやラフを描くときは万年筆(LAMY2000)で書いています。
打ち合わせ中なども万年筆を使用しています。
変わった使い方かもしれませんがラフスケッチでも味わい深いタッチになるためお気に入りです。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/fountain-pen1-1024x702.jpg)
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/fountain-pen2-1024x702.jpg)
Apple Pencil
ブログで書くイラストはすべてApple Pencilで書いています。
デジタルのおかげでイラストを描くとすぐ投稿できるためとても便利です。
その他メモ書きなど幅広く活用しています。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/apple-pencil-1024x483.jpg)
無印良品の蛍光ペン
赤と黄の蛍光ペンを持ち歩いています。
仕事の関係で原稿の校正や修正をするときなどで使用します。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/highlighter-1024x574.jpg)
左右でペン先が違うためマーカーと文字に使い分けできるので便利です。
ペンの使う用途
ロットリング600 マルチペンメモは赤ペン
LAMY2000 細字 万年筆スケッチは万年筆
Apple Pencil+Procreate+iPadイラスト
ブログのイラストはこの3構成で展開します。
この3点が一番よく使う主役達です。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/A-set-of-pens-1024x606.jpg)
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/Draw-an-illustration-1024x601.jpg)
ペンケース
ロットリング、万年筆(LAMY)、Apple Pencilを
含んだ愛用品とペンケースです。
ペンケースは土屋鞄のペンケースを使用。
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/pencil-case1-1024x732.jpg)
![](https://umephy.com/wp-content/uploads/2021/12/pencil-case2-1024x732.jpg)
10年以上つかっているためエイジングで良い味わいになっています(^_^)
デジタル化によって使えなくなる物が出ても、違う形で使い続ける製品。
手に馴染む道具はできるだけ長く使いたいですね。
もし壊れて使えなくなっても、次も同じものを購入すると思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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